気象研究所が取り組む研究課題
経常的に実施する研究
本計画の5年間では、気象業務の発展に資するため、以下のとおり大きく4分類での研究を実施する。
基盤技術研究については、数値予報モデル開発と、気象観測及びデータ同化に関する技術基盤的な課題を取りまとめた研究である。
課題解決型研究では基盤技術研究の成果を活用しながら現象の機構解明や監視予測技術、気候と地球環境変動の要因・予測に関する研究を実施する。
地震・津波・火山研究は、前研究計画で実施していた「南海トラフ沿いのプレート間固着状態と津波地震の発生状況即時把握に関する研究」を地殻活動・地震動・津波の監視・予測に関する研究に統合し、より効果的な推進を図る。
応用気象研究については、気象・気候分野の研究を実施するが、ビッグデータ・IT分野の急速な技術の進展に対応するため、必要に応じて地震津波火山分野との連携も考慮しつつ研究を進めることとする。
基盤技術研究 | |
課題解決研究 | |
地震・津波・火山研究 | |
応用気象研究 |
地方共同研究
地方共同研究として、気象業務の現場において取り組むべき研究課題については、気象研究所と気象官署が共同し研究を実施します。
⇒ 地方共同研究_課題一覧
緊急研究
緊急研究として、重大な自然災害発生時には、機動的に研究を行い社会にいち早く情報を発信するための緊急研究課題を必要に応じて実施します。
⇒ 緊急研究_課題一覧
他省庁予算による研究
他省庁予算による研究は、国土交通省以外の省庁が運用する制度のもとで実施する研究です。2024年度は、地球環境保全等試験研究費(環境省)、放射能調査研究費(環境省)、科学技術イノベーション創造推進費(内閣府)による研究を実施します。
⇒ 他省庁予算による研究_課題一覧
その他の研究
環境研究総合推進費 / 科学研究費助成事業
⇒ その他の研究_課題一覧
本研究期間における各年度毎の研究計画まとめ
令和5年度(2023年度)以前の研究
[重点研究・一般研究・緊急研究・地方共同研究]
平成30年度|平成29年度|平成28年度|平成27年度|平成26年度
[他省庁予算による研究・科学研究費助成事業等]
平成30年度|平成29年度|平成28年度| 平成27年度|平成26年度