文字のサイズを変更できます:小さい文字サイズ|標準の文字サイズ|大きい文字サイズ 最終更新日:2017年5月22日
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現在の場所:ホーム > 台風・災害気象研究部 > 第二研究室 > 荒木健太郎 > 南岸低気圧に伴う雪研究 > シンポジウム「関東の大雪に備える」2016年12月10日@気象庁講堂

シンポジウム「関東の大雪に備える」

日時:2016年12月10日(土)13:00〜18:00(開場12:30)
場所:気象庁講堂(東京都大手町)  ※参加無料・事前申し込み不要

※約300名の方にご参加いただき,無事に終了しました.どうもありがとうございました.

主催:日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部日本気象学会 メソ気象研究連絡会
世話人:上野健一1,荒木健太郎2,縫村崇行3
1:筑波大学生命環境系,2:気象庁気象研究所,3:千葉科学大学

 関東では毎年冬に数回程度,雪が降ります.大雪になることは多くはありませんが,ひとたび大雪が発生すれば,首都圏は交通等をはじめとして甚大な影響が及ぼされます.特に2014年2月には,関東甲信地方でこれまでの観測史を大幅に更新する積雪深が観測されるなど,歴史的な大雪が発生しました.この大雪を受け,気象・雪氷・雪工学・災害情報等の各分野で研究が進められ,関東の大雪について様々なことがわかってきました(荒木ほか 2015a荒木ほか 2015b).
 本シンポジウムでは,関東の大雪について,これまでわかってきたこと,まだわかっていないこと,大雪への備えについて各分野の専門家がわかりやすく解説し,参加者のみなさまが「関東の大雪にどう備えるか?」の答えを見つけるきっかけを作ることを目的としています.関東の雪で苦労したことのある方,関東の雪に少しでも興味のある方は,どなたでもご参加ください.多くのみなさまのご来場をお待ちしています.

開催報告が日本気象学会誌「天気」に掲載されました.

arrow荒木健太郎,上野健一,縫村崇行, 2017: シンポジウム「関東の大雪に備える」報告. 天気, 64, 193-200.pdf

集合写真

presentors
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プログラム

 受付で付箋紙とペンを配布します.講演者へのご質問やご意見等を記入してください.各セッションのディスカッション,総合討論の開始時に担当が席を回りますので,記入したものを渡してください.各ディスカッションでは,会場のみなさまからいただいたご質問・ご意見等をもとに議論を深めていきます.ご協力よろしくお願いいたします.また,記入いただいた付箋紙は,関係する講演者毎に廊下で掲示します.休憩時間やお帰りの際にご覧ください.

13:00〜13:10 趣旨説明 上野健一(筑波大学生命環境系 准教授)

気象セッション 座長:上野健一(筑波大学生命環境系 准教授) arrow講演資料pdf

araki

13:10〜13:30 気象セッション第1講演

「南岸低気圧による関東大雪の発生機構と予測特性」

荒木健太郎(気象庁気象研究所予報研究部第三研究室 研究官)

terakawa

13:30〜13:50 気象セッション第2講演

「関東の雪予報への挑戦 悩ましくもおもしろい現象との向き合い方」

寺川奈津美(オーケープロダクション 気象キャスター)

13:50〜14:10 気象セッション ディスカッション

14:10〜14:20 休憩

雪氷セッション 座長:縫村崇行(千葉科学大学危機管理学部環境危機管理学科 助教)

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14:20〜14:40 雪氷セッション第1講演

「積雪が稀な地域特有の雪氷災害
 どんな観測が重要か?そのデータ何に使う?」

松田益義(MTS雪氷研究所 代表取締役)

arrow講演資料pdf

moriyama

14:40〜15:00 雪氷セッション第2講演

「積雪荷重による温室の被害と対策」

森山英樹(農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究部門 上級研究員)

sasaki

15:00〜15:20 雪氷セッション第3講演

「非降雪地域での大雪による交通への影響とその対策案」

佐々木邦明(山梨大学工学部土木環境工学科 教授)

15:20〜15:50 雪氷セッション ディスカッション

15:50〜16:00 休憩

災害情報セッション 座長:荒木健太郎(気象庁気象研究所予報研究部第三研究室 研究官)

nuimura

16:00〜16:20 災害情報セッション第1講演

「地理情報システム(GIS)を活用したデータ収集・共有の提案」

縫村崇行(千葉科学大学危機管理学部環境危機管理学科 助教)

arrow講演資料pdf

tojo

16:20〜16:40 災害情報セッション第2講演

「2014年関東大雪に対する政府の応急対応とその後の対策」

藤條聡(内閣官房総合海洋政策本部事務局 企画官)

arrow講演資料pdf

16:40〜17:00 災害情報セッション ディスカッション

17:00〜17:40 総合討論 座長:縫村崇行(千葉科学大学危機管理学部環境危機管理学科 助教)

 「大雪にどう備えるか?」について,来場者の皆さまとともに議論し,パネルディスカッションを行います.パネラーとして,講演者の他に気象庁予報部予報課の松本積主任予報官も参加され,関東地方の大雪警報・注意報基準の見直しについて簡単に話題提供していただきます.来場者の皆さまからも積極的なご意見をいただければ幸いです.

17:40〜17:50 まとめ 荒木健太郎(気象庁気象研究所予報研究部第三研究室 研究官)

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講演映像

summary

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会場へのアクセス

電車をご利用の方

東京メトロ(東西線)「竹橋」4番出口から徒歩1分
東京メトロ(千代田線・半蔵門線・丸ノ内線)
都営三田線「大手町」C2b番出口から徒歩5分
JR東京駅 丸の内北口出口から徒歩20分
お越しの際は公共交通機関をご利用ください.

住所

〒100-8122 東京都千代田区大手町1-3-4
気象庁講堂(2階)
正面玄関から入り,左手の階段を上がったところが会場です.

お問い合わせ

本シンポジウムに関するお問い合わせは,
 mailmail
までお願いいたします.

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