地震と潮汐との関係
地震と潮汐とに関係があるのか研究しています.地表からコアマントル境界(深さ2891 km)までの任意の深さ・任意の断層面上における理論潮汐応答を計算するプログラム「TidalStrain」を公開中です.

本サイトは,気象庁気象研究所地震津波研究部に所属する一地震研究者が解析結果を紹介しているサイトです.
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地震と潮汐とに関係があるのか研究しています.地表からコアマントル境界(深さ2891 km)までの任意の深さ・任意の断層面上における理論潮汐応答を計算するプログラム「TidalStrain」を公開中です.
速度・状態依存摩擦則に基づいた地震発生シミュレーションについて研究しています.南海トラフ沿いで繰り返し発生する巨大地震と長期的スロースリップイベントの再現を目指しています.
統計的手法を用いた地震発生予測モデルの構築を目指しています.改良G-R則を取り入れた予測モデル「MGRモデル」や地震前に現れるG-R則からの逸脱度(η値)に基づいた予測モデルなど.
地震波トモグラフィ法は,地下の速度構造を推定するための手法です.地震は主にプレート運動に起因します.地震を考える上で,地下の速度構造やプレート形状の情報は必要不可欠です.
昔の人が書いた日記や手紙などは古文書と呼ばれます.大地震の発生間隔は人間の一生より遥かに長く,直接見聞きすることはできませんが,古文書から過去の地震像の一端を垣間見ることができます.
2011/01/26に新燃岳が本格的に噴火しました.私は同年2/2~8および同年2/15~23に現地で観測を行いました.その時の記録です.写真が多いので読み込みに時間がかかるかもしれません.