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科学技術週間一般公開を4月19日(水)に開催しました



科学技術週間一般公開は終了しました。ご来場ありがとうございました。



科学技術週間にあわせて、気象庁気象研究所・高層気象台・気象測器検定センターの3機関合同で、4月19日(水)に施設一般公開を行います。 施設の見学に加えて、研究者による講演や研究紹介、観測の見学など様々な催し物を企画しておりますので、ぜひおこしください。

入場無料・事前予約不要です。

団体(10名以上)でご参加予定の方は、事前に下記問い合わせ先までご連絡ください。

※食堂はありませんが、弁当販売があり(12:00~13:00のみ)、休憩室を利用できます。

日時

平成29年4月19日(水) 10:00 ~ 16:00 (受付9:30 ~ 15:30)

場所

気象研究所・高層気象台・気象測器検定試験センター

現地へのアクセスはこちらをご覧ください。

また、当日は科学技術週間無料循環バス(時刻表)が運行しておりますので、そちらもご利用ください。


※駐車場の数には限りがあります。できるだけ公共交通機関のご利用をお願いします。

ポスター
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ポスター[PDFファイル:容量267KB]

気象研究所 当日の催し物



特別講演  11:00~12:00
講演名:平成28年熊本地震の実像--熊本地震に関する気象研究所の取り組み-- <要旨(PDF)>

講演者:地震津波研究部 勝間田 明男
講演概要:熊本県から大分県にかけての地域では、平成28年4月14日以降、4月16日のマグニチュード7.3の地震をはじめとして、非常に多くの地震が発生しました。特に4月16日の地震は甚大な被害をもたらしました。一連の地震活動は平成28年熊本地震と命名されています。気象研究所では、地震の発生状況や揺れの分布、地殻変動の観測データを詳しく解析し、一連の熊本地震の活動でどのような現象がみられたのか調べました。この発表では、詳細な震源分布や地殻変動の様子など、私たちの解析から明らかになった熊本地震の複雑な実態を解説します。

特別講演  15:00~16:00
講演名:市民科学を通した首都圏降雪機構の解明「#関東雪結晶 プロジェクト」 <要旨(PDF)>

講演者:予報研究部 荒木 健太郎
講演概要:関東を含む首都圏の降雪現象は観測不足から十分に実態の理解が進んでおらず、正確な予測が難しいのが現状です。このため、気象研究所では首都圏の降雪現象の実態解明を目的とした研究を進めており、関東甲信地方にお住いのみなさまから降雪時に雪結晶画像を募集する「#関東雪結晶 プロジェクト」を実施しています。市民科学と呼ばれるこのような市民参加型研究により膨大な雪結晶観測結果を得ることができれば、首都圏の降雪現象の実態解明が進み、将来的には関東甲信地方の降雪現象の予測精度向上につながることも期待できます。本講演では、「#関東雪結晶 プロジェクト」の研究概要と速報的な成果についてご紹介します。


研究官との談話・ミニ講座

講演を聞いていただくだけでなく、司会を設け、来場者の方に答えていただいたり、 質問いただいたり、一部対話形式を取り入れて研究の紹介を行います。

タイトル 時間 内容
たのしいデータ同化 10:00 ~ 10:30 台風研究部では台風の解析だけでなく、データ同化の研究も行っています。データ同化は数値予報に必要不可欠な技術です。このミニ講座では、データ同化について、最適内挿法を例に挙げてわかりやすくお話します。
地球温暖化の監視 10:30 ~ 11:00 過去の観測データを調べることでこれまでの地球温暖化の進行状況を理解することができます。気温、雨、海洋水温などの観測データを活用した監視の実情を解説し、参加者の疑問にお答えします。
火山の石 13:00 ~ 13:30 伊豆大島・浅間山・雲仙普賢岳の石を見ていただき、 これらの石の特徴や違いから火山の活動の様式の違いなどをお話しするとともに、質問を受け付けたいと思います。
海の観測とエルニーニョ予報 13:30 ~ 14:00 エルニーニョの予報には熱帯太平洋海中の温度分布の把握が必要不可欠です。この講座では、そのために行われている海洋観測と、その観測データと大気・海洋のモデルを組み合わせて、エルニーニョ予報を行う方法について解説します。

施設公開 ※整理券が必要なものがあります※

・施設公開「電子顕微鏡室」「低温実験室」「風洞実験装置」は、整理券が必要です。整理券を受け取って参加してください。

・整理券は当日、整理券配布場所で一人に一枚ずつ配ります。

・配布場所にいない人の分はお渡しできませんので、参加する方全員揃ってお集まりください。

・人数が多い場合には、ご希望に沿えない場合があります。ご了承ください。


整理券の
配布時刻
整理券の
配布場所
イベントの名前 イベント開始時刻 定員
一回目
9:40 気象研究所1階
講堂前
電子顕微鏡室 10:00から 定員10名
10:30から 定員10名
低温実験室 10:00から 定員30名
風洞実験装置 10:30から 定員20名
    ※整理券不要※ GPS、ライダー 10:30から 人数制限なし
二回目
12:40 気象研究所1階
講堂前
電子顕微鏡室 13:00から 定員10名
低温実験室 13:30から 定員30名
風洞実験装置 13:30から 定員20名
    ※整理券不要※ GPS、ライダー 13:00から 人数制限なし

展示・見学

〇展示コーナー(1階)
・開催時間中ご自由にご覧いただけます。

〇フェーズドアレイレーダー(模型の展示・説明) 10:00~10:15、13:30~13:45
・研究官がご説明いたします。直接展示コーナーへお集まりください。



ポスター
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ポスター[PDFファイル:容量138KB]
     地図
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ポスター[PDFファイル:容量403KB]

高層気象台・気象測器検定試験センター 当日の催し物

高層気象台
高層気象観測について紹介
自由気球による高層大気の観測見学  14:10 ~ 14:30(観測は天候により中止の可能性があります。)

気象測器検定試験センター
強風を作り出す風洞施設の一般開放及び気象測器の展示・説明を行います。

問い合わせ先

住所:〒305-0052 茨城県つくば市長峰1-1 / 電話:029-853-8536



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