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温暖化によって高潮はどれだけ高くなったか-台風ハイエンの場合-
発表日
平成27年6月16日
概要
2013年11月にフィリピンに襲来し、フィリピンで6000人以上の犠牲者を出した台風ハイエンは、過去100年間で最も強い台風の1つです。
今回、人間活動による過去150年間の海面水温上昇と大気成層の変化が、台風ハイエンの強度や高潮に与えた影響を数値モデルにより調べました。 その結果、人間活動の影響による海面水温上昇の効果がスーパー台風における高潮に影響を及ぼしていることを示唆する結果を得ました。
気象研究所では、文科省気候変動リスク情報創生プログラム(プログラムディレクター:住明正 国立環境研究所理事長)に参加しており、本研究は、創生プログラムテーマA/C/D課題間連携の成果です。
発表論文
資料全文
温暖化によって高潮はどれだけ高くなったか-台風ハイエンの場合- [PDF形式:1.3MB]
問い合わせ先
気象研究所企画室 電話:029-853-8535