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気象庁海洋気象観測船「啓風丸」で観測された西之島の火山活動

発表日

平成29年6月19日

概要

気象庁気象研究所が、気象庁海洋気象観測船「啓風丸」により、5月25日~27日に行った西之島の火山観測やその後の分析の結果、活発な火山活動を示す結果が得られました。

・火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、前回の噴火活動中の値とほぼ同程度に復活。

・火山ガス成分比は、マグマ噴火に伴う高温の火山ガス由来の値を示す。

・1分間に1回程度、溶岩塊を噴き上げる噴火を繰り返しながら、1時間に1回程度、爆発的な噴火を繰り返す活発な噴火活動が継続。

これらのことから、一旦休止していると考えられていた噴火活動が、2014~2015年と同程度まで、活発になっていることが分かりました。

資料全文

気象庁海洋気象観測船「啓風丸」で観測された西之島の火山活動

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