c7 海洋モデルの高度化に関する研究

期間

平成26年度～平成30年度（5年計画第1年度）

研究代表者

山中吾郎 海洋・地球化学研究部第1 研究室長

担当研究部

海洋・地球化学研究部、気候研究部、気象庁地球環境・海洋部

目的

気象庁の基盤モデルの一つである海洋モデルの開発・改良、及び海洋モデルを用いた海洋変動機構の解明に関する研究を行い、海洋環境情報の高度化に貢献するとともに次世代海況予測システムの基盤技術を確立する。

目標

① 海洋モデルの各種物理スキームやネスティング手法、海洋物質循環過程を高度化することにより、モデルの各プロセスの再現性能の向上を図る。
② 海洋モデルを用いた過去再現実験を行い、再現性評価を通じて必要な改良点を明らかにする。
③ 過去の海洋変動の実態や特徴をモデル実験などによって明らかにし、その要因解明を行う。

平成26年度の目標

① 極域の再現性向上のためのスキーム開発を行う。
② 海洋物質循環スキームを改良する。
③ 新しい鉛直座標系の導入を検討する。
④ 海洋モデルの開発基盤の整備項目を検討する。

研究計画の詳細は以下のファイルをご覧ください。

海洋モデルの高度化に関する研究_研究計画（PDF 146KB）