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気象研究所 評議委員会(第33回)

平成23年8月9日(火)
13時30分~15時30分
於 気象庁5階大会議室

出席者

(評議委員)
田中正之 委員長、岩崎俊樹 委員、蒲生俊敬 委員、小泉尚嗣 委員、佐藤 薫 委員、 田中 佐 委員、泊 次郎 委員、藤吉康志 委員、古川信雄 委員、渡辺秀文 委員
(気象研究所)
気象研究所長、企画室長、研究評価官、総務部長、予報研究部長、気候研究部長、 台風研究部長、物理気象研究部長、環境・応用気象研究部長、気象衛星・観測システム研究部長(代理)、 地震火山研究部長、海洋研究部長、地球化学研究部長

議事次第

1.所長挨拶
2.評議委員長選任
3.議題1.今期の評議委員会の予定について
4.議題2.今年度に中間評価を行う研究課題について
5.議題3.東日本大震災の影響について
6.その他
7.評議委員長総評

議事概要

評議委員長選任

評議委員の互選により、評議委員長に田中正之委員が選出された。

議題1.今期の評議委員会の予定について

今回の評議委員の任期(平成23年度~24年度)における、気象研究所の中期研究計画や研究課題評価などのスケジュールについて、事務局より説明を行った。 あわせて、現行の気象研究所中期研究計画の概要と、昨年度までの取り組みについて、事務局より報告を行った。

議題2.今年度に中間評価を行う研究課題について

第32回気象研究所評議委員会にて、評価分科会にて今年度中に行う研究課題の中間評価については、対象課題のうち特に評価が必要な課題を選定して行うことが承認された。 そこで、今年度に評価分科会中間評価を行う研究課題について、事務局より下記の通り提案し、委員に承認された。

評価分科会(予報分野)で評価を行う課題(5課題)
・次世代非静力学気象予測モデルの開発に関する研究(H21-25)
・顕著現象の機構解明に関する解析的・統計的研究(H21-25)
・メソスケールデータ同化とアンサンブル予報に関する研究(H21-25)
・台風強度に影響する外的要因に関する研究(H21-25)
・シビア現象の監視及び危険度診断技術の高度化に関する研究(H21-25)

評価分科会(地震火山分野)で評価を行う課題(4課題)
・東海地震予知技術と南海トラフ沿いの地殻活動監視技術の高度化に関する研究(H21-25)
・沖合・沿岸津波観測等による津波の高精度予測に関する研究(H21-25)
・緊急地震速報高度化のための震度等の予測の信頼性向上技術の開発(H21-25)
・気象観測技術等を活用した火山監視・解析手法の高度化に関する研究(H21-25)

評価分科会(気候・地球環境分野)で評価を行う課題(4課題)
・全球大気海洋結合モデルを用いた季節予測システムの開発(H21-25)
・大気環境の予測・同化技術の開発(H21-25)
・海洋環境の予測技術の開発(H21-25)
・大気化学環境変動とそのメカニズムの解明に関する研究(H21-25)

議題3.東日本大震災の影響について

気象研究所が受けた東日本大震災による影響及び平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に関連して気象研究所が行った報道発表や緊急調査などについて、事務局より報告を行った。

その他

先日発生した平成23年7月新潟・福島豪雨について、その解析結果を報道発表したことについて、事務局より報告を行った。


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