B7 火山ガス観測による火山活動監視・予測に関する研究
- 副課題1:火山ガス放出量観測に基づく火山活動監視・予測の研究
- 副課題2:火山ガス組成観測に基づく火山活動監視・予測の研究
期間
平成28年度~平成32年度
研究代表者
高木朗充 火山研究部第3研究室長
担当研究部
副課題1:火山研究部、地震津波研究部
副課題2:火山研究部
目的
気象庁の噴火予警報業務の改善に資するために、火山ガスの観測によって水蒸気噴火など火山噴火の前兆を早期に把握する監視手法を開発し、火山活動予測の高度化を図る。
目標
火山ガスによる昼夜連続監視が可能な観測手法を開発するとともに、火山ガス組成の精密分析などによる火山ガス放出機構のモデル化を進めることで、化学的手法に基づく火山活動監視・予測手法を確立する。
(副課題1) | 火山ガス放出量を昼夜連続監視可能な土壌ガス観測手法を開発するとともに、既存の火山ガス放出量観測データや地殻変動データなど多項目の観測データを組み合わせた解析によって火山ガス放出変動機構をモデル化し、火山活動監視・予測の改善を図る。 |
(副課題2) | 火山ガス組成の連続観測と精密分析によって水蒸気噴火などの微細な前兆変動を検出するとともに、ガス組成変動機構のモデル化を行い、副課題1の成果と合わせ火山活動監視・予測技術の高度化を図る。 |
研究の概要説明図
