緊急研究課題:災害をもたらした令和元年度台風の実態解明と
それに伴う暴風、豪雨、高波等の発生に関する研究


 令和元年は、7月の台風第5号による対馬での大雨災害、9月の台風第15号*による千葉県南部を中心とした暴風被害、同じく9月の台風第17号に伴う延岡での突風被害、10月に発生した台風第19号*による災害など、多くの台風に伴う被害が発生しました。 この状況を受け、気象研究所では、令和元年度、緊急研究課題を立ち上げ、研究に取り組みました。これまでに得られた研究成果は以下の通りです。

 令和2年4月1日以降も、気象研究所では令和元年度の台風に関して研究を継続していきます。また、得られた研究成果については、順次、このページに掲載していきます。

*気象庁は、台風第15号を「令和元年房総半島台風」、台風第19号を「令和元年東日本台風」と名称をつけました。 (気象庁のページへのリンク)


  緊急研究課題

研究課題名 災害をもたらした令和元年度台風の実態解明とそれに伴う暴風、豪雨、高波等の発生に関する研究
研究目的 令和元年度、日本社会に深刻な影響をもたらした台風及び台風に伴う暴風、豪雨、高波発生の特徴及び特異性を明らかにする。
研究期間令和元年10月15日~令和2年3月31日
研究成果 令和元年台風第15号に関する構造変化プロセスの 解明について(初期結果)
 (10月23日掲載)
令和元年台風第19号に伴う大雨の要因について(気象庁のページへのリンク)
 (12月23日掲載)
令和元年房総半島台風による東京湾西部での高波について (動画)
 (3月30日掲載)
令和元年10月12日に千葉県市原市で発生した竜巻による上空の飛散物を二重偏波ドップラーレーダーが捉えました (3月30日掲載)