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シチズンサイエンスによる高密度雪結晶観測の試み~市民の協力で得られた雪結晶ビッグデータで雪雲を読み解く~

発表日

平成30年3月22日

概要

首都圏の降雪現象の実態把握を目的に、スマートフォンとソーシャル・ネットワーキング・サービス等を組み合わせたごく簡易な雪結晶観測・データ収集手法を確立し、シチズンサイエンス(市民参加型の研究)による雪結晶観測を実施しました。これにより2016~2017年冬季に1万枚以上の雪結晶観測データを収集でき、これまでにない高密度な雪結晶観測が実現され、首都圏の降雪現象における雪雲の動態を解析することができました。この研究成果は3月15日付で科学誌「雪氷」に掲載されました。

発表論文

荒木健太郎, 2018: シチズンサイエンスによる超高密度雪結晶観測「#関東雪結晶 プロジェクト」. 雪氷, 80, 115-129.

資料全文

シチズンサイエンスによる高密度雪結晶観測の試み~市民の協力で得られた雪結晶ビッグデータで雪雲を読み解く~[PDF形式:1.05MB]

問い合わせ先

気象研究所企画室  電話:029-853-8535



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