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(気象業務支援センターとの共同プレスリリース)地球温暖化で猛烈な熱帯低気圧(台風)の頻度が日本の南海上で高まる ~多数の高解像度温暖化シミュレーションによる予測~

発表日

平成29年10月26日

概要

これまでにない多数の高解像度地球温暖化気候シミュレーション実験の結果を解析して、温暖化が最悪のシナリオで進行した場合の21世紀末には、全世界での熱帯低気圧(台風)の発生総数は3割程度減少するものの、日本の南海上からハワイ付近およびメキシコの西海上にかけて猛烈な熱帯低気圧の出現頻度が増加する可能性が高いことが示されました。この結果は10月4日付けで国際的科学誌「Geophysical Research Letters」に掲載されました。

発表論文

Yoshida, K., M. Sugi, R. Mizuta, H. Murakami, and M. Ishii, 2017: Future changes in tropical cyclone activity in high-resolution large-ensemble simulations, Geophys. Res. Lett., 44, doi:10.1002/2017GL075058

資料全文

地球温暖化で猛烈な熱帯低気圧(台風)の頻度が日本の南海上で高まる ~多数の高解像度温暖化シミュレーションによる予測~[PDF形式:1.99MB]

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