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気象研究所 評議委員会(第12回)議事概要

平成15年10月7日(火) 13時30分~16時30分 於 気象庁 大会議室

出席者

(評議委員)
平 啓介委員長、木田秀次委員、小室広佐子委員、田中 佐委員、
田中正之委員、泊 次郎委員、中島映至委員、安成哲三委員、
渡辺秀文委員


(気象研究所)
気象研究所長、企画室長、研究評価官、総務課長、予報研究部長、
気候研究部長、台風研究部長、物理気象研究部長、環境・応用気象研究部長、
気象衛星・観測システム研究部長、地震火山研究部長、地球化学研究部長

議事次第

1.所長挨拶
2.平成15・16年度評議委員の紹介
3.評議委員長選出
4.評議委員長挨拶
5.気象研究所の概要について
6.気象研究所における評価体制について
7.特別研究の評価について
8.気象研究所の研究体制について
9.その他(今後のスケジュール)

会議経過

3.評議委員長選出
今期の委員長として平 委員が選出された。

7.特別研究の評価について

特別研究「東海地震の予測精度向上及び東南海・南海地震の発生準備過程の研究」に関する事前評価の結果とその研究計画への反映状況を説明した。

特別研究「地球温暖化によるわが国の気候変化予測に関する研究(平成12~16年度)」の中間評価の実施にあたり評価委員の選出を行った。選出された委員は下記のとおりである。

評価委員会
委員長平 啓介委員(評議委員会委員長)
委員木田秀次委員、小室広佐子委員、田中正之委員、中島映至委員

8.気象研究所の研究体制について

今後の気象研究所の研究体制について、より効率的な研究開発を進め、各研究部間の連携を図る体制を構築するためプロジェクト研究(仮称)制度の導入について企画室長より説明を行った。

これについて各委員より以下のような意見が述べられた。

  • プロジェクト研究(仮称)の決定プロセス及びテーマ選定のポリシーを明確にすべき。
  • 研究の実施にあたっては、数値予報モデルの開発だけでなく、観測的研究も重要である。
  • 気象業務に直接貢献する研究と基礎研究を連携させるタスクフォース的な研究が必要である。
  • 研究課題の代表者については、官職にこだわらず、適任な人材を選ぶべきである。

また、今後の研究評価にたいし、各委員より以下のような意見が述べられた。

  • 研究課題の事前評価を行う際、必要に応じピアレビューを導入すべきでる。
  • 研究成果のユーザー(気象庁)による事後評価を行うことが重要である。
  • 気象研究所における内部評価結果を公表すべきである。
  • 評議委員会は、気象研究所研究活動全般に対し助言を行うべきである。

上記評議委員の研究体制及び研究評価の意見をふまえ、次回の評議委員会に具体的な提案を行うこととした。


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