シンポジウム「関東の大雪に備える」日時:2016年12月10日(土)13:00〜18:00(開場12:30)
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主催:日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部,
日本気象学会 メソ気象研究連絡会
世話人:上野健一1,荒木健太郎2,縫村崇行3 1:筑波大学生命環境系,2:気象庁気象研究所,3:千葉科学大学
関東では毎年冬に数回程度,雪が降ります.大雪になることは多くはありませんが,ひとたび大雪が発生すれば,首都圏は交通等をはじめとして甚大な影響が及ぼされます.特に2014年2月には,関東甲信地方でこれまでの観測史を大幅に更新する積雪深が観測されるなど,歴史的な大雪が発生しました.この大雪を受け,気象・雪氷・雪工学・災害情報等の各分野で研究が進められ,関東の大雪について様々なことがわかってきました(荒木ほか 2015a;荒木ほか 2015b). |
開催報告が日本気象学会誌「天気」に掲載されました.
プログラム受付で付箋紙とペンを配布します.講演者へのご質問やご意見等を記入してください.各セッションのディスカッション,総合討論の開始時に担当が席を回りますので,記入したものを渡してください.各ディスカッションでは,会場のみなさまからいただいたご質問・ご意見等をもとに議論を深めていきます.ご協力よろしくお願いいたします.また,記入いただいた付箋紙は,関係する講演者毎に廊下で掲示します.休憩時間やお帰りの際にご覧ください. 13:00〜13:10 趣旨説明 上野健一(筑波大学生命環境系 准教授)気象セッション 座長:上野健一(筑波大学生命環境系 准教授)
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13:10〜13:30 気象セッション第1講演「南岸低気圧による関東大雪の発生機構と予測特性」荒木健太郎(気象庁気象研究所予報研究部第三研究室 研究官) |
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13:30〜13:50 気象セッション第2講演「関東の雪予報への挑戦 悩ましくもおもしろい現象との向き合い方」寺川奈津美(オーケープロダクション 気象キャスター) |
13:50〜14:10 気象セッション ディスカッション14:10〜14:20 休憩雪氷セッション 座長:縫村崇行(千葉科学大学危機管理学部環境危機管理学科 助教) | |
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14:20〜14:40 雪氷セッション第1講演「積雪が稀な地域特有の雪氷災害
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14:40〜15:00 雪氷セッション第2講演「積雪荷重による温室の被害と対策」森山英樹(農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究部門 上級研究員) |
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15:00〜15:20 雪氷セッション第3講演「非降雪地域での大雪による交通への影響とその対策案」佐々木邦明(山梨大学工学部土木環境工学科 教授) |
15:20〜15:50 雪氷セッション ディスカッション15:50〜16:00 休憩災害情報セッション 座長:荒木健太郎(気象庁気象研究所予報研究部第三研究室 研究官) | |
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16:00〜16:20 災害情報セッション第1講演「地理情報システム(GIS)を活用したデータ収集・共有の提案」縫村崇行(千葉科学大学危機管理学部環境危機管理学科 助教)
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16:20〜16:40 災害情報セッション第2講演「2014年関東大雪に対する政府の応急対応とその後の対策」藤條聡(内閣官房総合海洋政策本部事務局 企画官)
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16:40〜17:00 災害情報セッション ディスカッション17:00〜17:40 総合討論 座長:縫村崇行(千葉科学大学危機管理学部環境危機管理学科 助教)「大雪にどう備えるか?」について,来場者の皆さまとともに議論し,パネルディスカッションを行います.パネラーとして,講演者の他に気象庁予報部予報課の松本積主任予報官も参加され,関東地方の大雪警報・注意報基準の見直しについて簡単に話題提供していただきます.来場者の皆さまからも積極的なご意見をいただければ幸いです.17:40〜17:50 まとめ 荒木健太郎(気象庁気象研究所予報研究部第三研究室 研究官) |
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