【日本航空、国立環境研究所等との共同プレスリリース】航空機による大気観測プロジェクト「CONTRAIL」を次世代機へ継承
日本航空株式会社
公益財団法人JAL財団
環境省
気象庁気象研究所
国立研究開発法人国立環境研究所
株式会社ジャムコ
発表日
令和7年12月3日
ポイント
「航空機による大気観測プロジェクト CONTRAIL」として、2025年12月4日から新たにボーイング787-9型機による大気観測を開始します。
研究の概要
1993年にCONTRAILプロジェクトを開始して以来、JALの機体・ネットワークを活用し、上空大気中の温室効果ガスを測定してきました。
この度、次世代機であるボーイング787-9型機に搭載するCO2濃度連続測定装置と自動大気サンプリング装置の2つの観測装置の開発及び機体改修が完了したことから、新機種による大気観測を開始します。
また、2025年度中にはさらに4機の改修を予定しており、新たに観測体制が強化されることとなります。これにより、JALの787-9型機が運航しているインドや赤道域での観測再開や中東での初めての観測も期待されます。
