全球大気海洋研究部の大島主任研究官が気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第7次評価報告書主執筆者(LA:Lead Author)に選出されました。
概要
気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)は、各国政府の気候変動に関する政策に科学的な基礎を与えることを目的とし、世界気象機関(WMO)及び国連環境計画(UNEP)により1988年に設立された政府間組織です。
IPCCでは、世界中の科学者の協力の下、出版された文献(科学誌に掲載された論文等)に基づいて定期的に報告書を作成し、気候変動に関する最新の科学的知見の評価を提供しています。
このたび、IPCCの第7次評価報告書(AR7:the 7th Assessment Report)作成にむけ、第1作業部会(WG1)による報告書『気候変動 - 自然科学的根拠』の作成に直接関与する研究者の一人として、全球大気海洋研究部の大島 長(おおしま なが)主任研究官が主執筆者(LA:Lead Author)に選出されました。
今回のLAへの選出は大島主任研究官がこれまで取り組んできた研究活動が世界的にも評価されたものであり、今後の国際社会への貢献とより一層の研究進展を期待されているものです。
関連リンク
IPCC第7次評価報告書の執筆者リストはこちらからご確認できます。(外部リンク)