集中豪雨の発生頻度がこの45年間で増加している~特に梅雨期で増加傾向が顕著~
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令和4年5月20日
日本での大雨発生頻度は、1時間積算降水量や日降水量などを用いた調査結果から統計的に有意に増加していることが示されています。本研究では、1976年から2020年のアメダス3時間積算降水量を用いて、集中豪雨事例発生頻度の経年変化を調べました。その結果、集中豪雨の発生頻度は大きく増加していました。年間の集中豪雨事例の発生頻度は約2.2倍になり、月別では7月の発生頻度が約3.8倍となり、梅雨期の集中豪雨事例の増加傾向が顕著でした。
集中豪雨の発生頻度がこの45年間で増加している~特に梅雨期で増加傾向が顕著~
気象研究所 台風・災害気象研究部 部長 加藤輝之
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