緊急研究課題を立ち上げ、集中観測等による線状降水帯
の機構解明の研究に取り組みます


 近年の線状降水帯に伴う豪雨による甚大な災害の頻発を受けて、その予測精度向上等に向けた取り組みの加速・強化が喫緊の課題となっています。 この状況を受け、気象研究所では下記のとおり緊急研究課題を立ち上げ、線状降水帯が多発する梅雨期の九州を中心とした西日本における集中観測を実施し、線状降水帯の機構を解明するための研究を加速化します。


  緊急研究課題

研究課題名集中観測等による線状降水帯の機構解明研究
研究目的集中観測等によって線状降水帯の実態把握と発生・停滞・維持等の機構解明を加速化するとともに、それら観測データや知見を用いて数値予報の精度向上に繋がる研究を実施し、線状降水帯の予測精度向上とより早い段階からの確実な防災・減災対策に貢献する。
研究期間令和4年2月10日~令和5年3月31日
報道発表線状降水帯予測精度向上に向けた技術開発・研究をオールジャパンで実施します(気象庁ページへのリンク)(5月31日掲載)
線状降水帯予測精度向上に向けた技術開発・研究の成果について(気象庁ページへのリンク)(12月27日掲載)
検討会・報告会線状降水帯予測精度向上ワーキンググループ(気象庁ページへのリンク)
 第5回会合(令和4年12月27日)
 第4回会合(令和4年5月31日)
研究評価令和4年度開発課題評価結果
その他令和4年度 研究計画