21世紀の気候を将来シナリオに応じて予測する国際共同研究に貢献しました

  • 発表日

  • 令和3年3月18日

  • 概要

  • 世界各国の研究機関が参加する、21世紀の気候を将来シナリオに応じて予測するモデル相互比較計画(ScenarioMIP)に、気象研究所はMRI-ESM2.0という最新の地球システムモデル を用いて参加し、評価の信頼性を高めることに貢献しました。世界平均の地上気温は、1850–1900年平均に比べて、どのシナリオでも2020年代後半には1.5度の上昇に達し、最も抑制的なシナリオ(SSP1-1.9)を除いて、2030年代末から2060年代半ばまでの間に2度の上昇に達することが、今回の調査で見積もられました。

  • 資料全文

  • 21世紀の気候を将来シナリオに応じて予測する国際共同研究に貢献しました

  • 問い合わせ先

  • 気象庁気象研究所 全球大気海洋研究部 第一研究室 研究官 神代 剛
               連絡先:hikoshirotsuyoshik