過去の温暖化への人間活動の寄与を評価する国際共同研究に貢献しました
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令和3年1月19日
世界各国の研究機関が参加した「気候変動の検出と要因分析に関するモデル相互比較計画」(Detection and Attribution Model Intercomparison Project, 略称DAMIP)に、気象研究所もMRI-ESM2.0という最新の地球システムモデル を用いて参加し、評価の信頼性を高めることに貢献しました。世界平均の地上気温は、1850-1900年の平均に比較して、2010-2019年の平均は約1.1度上昇したことが観測により知られていますが、人間活動によって0.9〜1.3度(信頼区間5~95%)上昇したことが今回の解析で新たに見積もられました。
過去の温暖化への人間活動の寄与を評価する国際共同研究に貢献しました
気象庁気象研究所 全球大気海洋研究部 部長 行本誠史
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