近年のグリーンランド氷床の融解量評価に関する国際共同研究に貢献しました

  • 発表日

  • 令和2年11月13日

  • 概要

  • グリーンランド氷床は、その面積がわが国の面積の約5倍と非常に広大な上に、アクセスが極めて困難なため、同氷床の雪氷融解の広域な実態把握は、主に現地観測データによって検証された数値シミュレーションを使って行われています。今般、その実態把握に用いられている世界の13研究機関の数値シミュレーションによる雪氷融解等に関わる推定結果についての相互比較が、リエージュ大学(ベルギー)のXavier Fettweis博士を中心に行われ、その結果が令和2年11月11日に欧州地球科学連合が発行する国際専門誌The Cryosphereに発表されました。気象研究所も、独自開発した最先端の数値シミュレーションによる推定結果を提出するとともに、データ解析等に貢献しました。

  • 資料全文

  • 近年のグリーンランド氷床の融解量評価に関する国際共同研究に貢献しました

  • 問い合わせ先

  • 気象庁気象研究所 気象予報研究部 第四研究室 主任研究官 庭野
               電話:029-853-8714