JR東日本と共同でAIを活用した突風探知手法に関連する特許権を取得
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令和2年10月6日
このたび、気象庁は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と共同で特許権を取得しました。この特許は、気象研究所とJR東日本の共同研究の成果に基づいてJR東日本と共同で出願したもので、ドップラーレーダーのデータから竜巻等突風のパターンをAIの一つの技術である深層学習により精度良く検出することを目的としています。将来的には、突風の影響を受ける様々な分野や、気象庁の監視予測技術の高度化のための利用につながると期待されます。
発明の名称 「渦検出装置、渦検出方法、プログラム及び学習済モデル」
特許第6756889号 登録日 令和2年8月31日
この発明は、JR東日本により、ドップラーレーダーを用いた冬季の突風に対する列車運転規制に11月1日から活用される予定です。詳しくは同社のホームページをご覧ください。
(URL)http://www.jreast.co.jp/press/2020/20201006_ho03.pdf
JR東日本と共同でAIを活用した突風探知手法に関連する特許権を取得
気象研究所 企画室 広報担当
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