【共同プレスリリース】過去40年で太平洋側に接近する台風が増えている
発表日
概要
資料全文
問い合わせ先
令和2年8月25日
気象庁気象研究所は、過去の観測データ等を用いて、日本に接近する台風の特徴の変化を詳細に調査しました。その結果、過去40年で、東京など太平洋側の地域に接近する台風が増えていることがわかりました。これらの接近する台風については、強度がより強くなっていること、及び、移動速度が遅くなっていることもわかりました。これは、日本付近の気圧配置の変化や海面水温の上昇などが原因と考えられます。
本研究成果は、2020年8月25日付けで、日本気象学会が発行する国際科学誌「Journal of the Meteorological Society of Japan」に掲載されました。
【共同プレスリリース】過去40年で太平洋側に接近する台風が増えている
気象研究所 応用気象研究部 主任研究官 山口
電話:029-853-8621
企画室 広報担当
電話:029-853-8535