台風・災害気象研究部第三研究室

研究室の概要

 当室では、二重偏波ドップラー気象レーダーやウィンドプロファイラー等、電波を用いた気象観測手法の開発を行うとともに、それらを用いた顕著現象(豪雨、突風、発雷等)の機構解明、並びに高度な監視・直前予測技術に関する研究を行っています。
 二重偏波ドップラー気象レーダーを用いた研究では、雲内微物理量(雨粒の粒径、降水粒子種別)の3次元分布を把握する技術を確立し、顕著現象(大雨、大雪、降雹、発雷等)の機構解明を通じたそれらの直前予測指標の開発をするとともに、これら3次元分布を高頻度に取得するためのレーダー観測技術の開発も進めています。
 また、ウィンドプロファイラーを用いた研究では、電波と音波を用いて大気下層の風や気温の鉛直分布を推定する手法の開発等に取り組んでいます。

研究室メンバー

官職名氏名
室長山内 洋
研究官梅原 章仁
研究官鵜沼 昂

研究課題

経常研究