気象集誌に掲載された応用気象研究部の川端康弘研究官・
山口宗彦主任研究官の楕円形を用いた台風進路予報に関する
論文がハイライト論文に選ばれました


このたび、日本気象学会の論文誌である気象集誌 Journal of the Meteorological Society of Japan(JMSJ)に掲載された応用気象研究部の川端康弘研究官、山口宗彦主任研究官の論文が、ハイライト論文(JMSJ Editor's Highlight)の一つに選ばれました。ハイライト論文は、査読者の評点等に基づき編集者等が優れた論文を選んだものです。

著者

川端 康弘 応用気象研究部 第三研究室 研究官
山口 宗彦 応用気象研究部 第三研究室 主任研究官

対象論文

Kawabata, Y., and M. Yamaguchi, 2020: Probability ellipse for tropical cyclone track forecasts with multiple ensembles. J. Meteor. Soc. Japan, 98, doi: 10.2151/jmsj.2020-042

論文概要

現在、気象庁が発表する台風進路予報では、台風の中心位置が70%の確率で入ると予測される範囲を予報円という形で示しています。本研究では、予報円を楕円形にすることによって、台風の移動方向と移動速度のどちらに不確実性があるのか表現できることがわかりました(下図参照)。また、楕円の面積は円の面積と比べ、平均して3日先予報で16%、4日先で15%、5日先で24%減少することがわかりました。

  台風進路予報図

図:楕円形を用いた台風進路予報の例。3日先予報の予報円(黒色)および予報楕円(赤色)を示す。

関連リンク

気象集誌 Journal of the Meteorological Society of Japan:JMSJ Highlights


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