今年9月2日、埼玉県越谷市や千葉県野田市等に被害をもたらした竜巻について調査しました。
竜巻をもたらした積乱雲の構造には、メソサイクロンなどスーパーセル特有の特徴が確認できました。竜巻発生前から存在していた局地的な前線に、この積乱雲にともなうガストフロントが衝突し、その時間・位置で竜巻が発生していました。この衝突によってガストフロント上の渦が強まり、竜巻が発生した可能性があると考えられます。この積乱雲は竜巻発生の約20分前から急速に発達し、下層に局所的に流れ込んだ大量の水蒸気がその発達をもたらしていました。
図表等を含めた資料全文については、下記「資料全文(平成25年9月2日の越谷市・野田市等に被害をもたらした竜巻について)」をご参照ください。
気象研究所 企画室
電話:029-853-8535
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