世界気象機関(WMO)砂塵嵐警戒評価システム(SDS-WAS)アジア地区運営グループ会合及び国際砂塵嵐ワークショップを開催しました

  • 発表日

  • 令和6年1月25日

  • 概要

  • アジア各国の黄砂観測・予測業務の強化や研究開発における連携等を進めるため、標記会合を令和5年10月30日~11月1日に気象庁本庁(東京都港区)で開催(ハイブリッド形式)しました。

  • 本文

  • WMOのSDS-WASは、各国気象機関及び研究コミュニティにおける砂塵嵐(黄砂)の観測・予測・知見等の共有を促進するプロジェクトです。 黄砂に関するデータの即時的交換や研究開発の連携を促進し、各国における黄砂実況監視・予測精度の向上等を目指します。 この度、アジア地区におけるSDS-WASの運営を担う「地区運営グループ」 (当庁から気象研究所・気象庁の専門家が参画)会合をハイブリッド形式で開催し、参加各国(日本、中国、韓国、モンゴル、インド、カザフスタン、世界気象機関)から約40名(内現地参加25名)が参加しました。会合では、各国の黄砂観測・予測の現状等の共有や、 SDS-WASアジア地区の具体的な活動計画等についての議論を行いました。 また、同グループ会合の前日には「国際砂塵嵐ワークショップ」を開催し、 砂塵嵐の監視・予測手法等に関する最先端の研究成果の共有・議論を図りました。 会合等の詳細については、下記の資料をご覧ください。

    写真1
  • 資料

  • 世界気象機関(WMO)砂塵嵐警戒評価システム(SDS-WAS)アジア地区運営グループ会合及び国際砂塵嵐ワークショップを開催しました
  • 問い合わせ先

  • 気象庁気象研究所 全球大気海洋研究部 眞木 貴史
               メール:himakitakashima