融合型経常研究(シビア現象の監視及び危険度診断技術の高度化に関する研究)の副課題1
シビア現象の観測・解析手法の高度化

研究期間 平成19年度〜平成21年度(3年計画第2年度)
副課題代表者 鈴木修 (気象衛星・観測システム研究部)
担当研究部 気象衛星・観測システム研究部

 
副課題目標 ドップラーレーダーの晴天エコー等を用いた晴天下のシアライン等の観測手法の高度化、折返し補正等のデータ品質管理手法の高度化を図る。また、各積乱雲(セル)を追跡して、その内部におけるシビア現象の危険度の時間変化をより的確に捉えるためのセルトラッキング技術(個々の積乱雲(セル)の追跡技術)を開発する。
前年度の成果の概要
  • 晴天下の収束線の検出能力の改善については未着手である。
  • ドップラー速度が最大折り返し速度範囲を越える場合の補正を行うための3次元的なデータを用いたアルゴリズム開発の準備のため、2次元的な連続性を 利用したアルゴリズムの改良を行った。
  • セルトラッキングアルゴリズムについての調査結果に基づき、レーダーエコーのみを用いる第2世代のアルゴリズムの開発とプログラムの試作を行っている。     
  • メソサイクロン検出アルゴリズムの出力から、メソサイクロンのトラッキングを行うアルゴリズムを開発した。
今年度の計画 (担当者:鈴木修、中里真久、山内洋)
  • レーダーデータ(強度、ドップラー速度)とアメダスデータを併用し、晴天下の収束線自動検出能力の改善をはかる。
  • 複数の事例についてドップラーレーダーで自動検出した晴天下の収束線の強さ・位置を地上観測データで検証する。
  • 3次元的なデータを用いるドップラー速度折返し補正アルゴリズムを開発し、その検証及び改良を行う。
  • セルトラッキング・アルゴリズムを改良し、検証を行う。