| 副課題1 大気エーロゾル粒子の混合状態に関する研究 | |
| 副課題2 エーロゾルの特性が地表面放射に与える影響に関する研究 | |
| 副課題3 地表面の物理特性が放射過程に与える影響に関する研究 |
| 研究期間 | 平成16年度〜平成18年度(3年計画第2年度) |
| 研究代表者 | 内山明博 (気候研究部) |
| 担当研究部 | 気候研究部、環境・応用気象研究部、物理気象研究部 |
| 研究目的 | 気候形成にとって重要な地表面放射フラックスがどのような大気要素(主にエーロゾル)、地表面状態(主に雪氷面)によって決まるか、観測データをもとに調べ、それらの放射効果の評価と放射フラックス計算の精度向上をめざす。その際、今まで考慮していなかったエーロゾルの組成を考慮し解析を行う。 |
| 全体目標 | 地上での放射場の測定と地上でのエーロゾルの光学特性と組成データ、雪氷物理量や一般地表面の特性を総合して、大気中のエーロゾルと地表面状態の地表面放射フラックスへの影響を明らかにする。 副課題1から得られたエーロゾルの特性に関するデータをもとに副課題2では、光学特性の計算を行い。放射観測データと比較を行う。また、副課題3では、得られたエーロゾルの光学特性の結果を紫外線予測等に反映する。また、副課題2と3では、放射伝達の基本パラメータである気体の吸収線パラメータや地表面反射率のデータを相互に提供しあう。 |
| 研究概要 |
放射過程等に重要な0.01〜1μmの個々の粒子組成に関する知見、個々の粒子の水溶性物質と非水溶性物質の混合状態の知見、鉱物粒子・海塩粒子の発生過程と粒径分布の知見を得る。これらエーロゾル物性の基礎データに基づき、副課題(2)、(3)でのエーロゾルの光学特性パラメータ作成の際に反映させる。 気候学的に特徴のある点で放射観測を行い、その観測データの解析を行い、エーロゾル特性のモデル化、地表面放射への影響を調べる。観測は、分光放射測定、エーロゾルの光学特性の直接測定を行い、観測法の高度化、解析法の改良を進めながら行う。 地表面における波長別放射量や放射収支に与える地表面の影響を放射伝達モデルとその検証観測から明らかにする。雪氷物理量や一般地表面の特性をモデル化し、気候モデルの雪氷陸面過程の改良等を行い、各種地表面放射過程にとって重要な地表面物理量とその働きを明らかにする。また、積雪粒径・不純物濃度などの積雪物理量のリモートセンシング及び検証を行う。観測は、副課題(2)と協力して行う。開発された広帯域放射伝達モデルを紫外域日射予測に適用する。 |