全球エーロゾルモデル
全球エーロゾルモデルの開発
大気エーロゾル粒子とは、大気中に浮遊する非常に微小な粒子で、大気の放射を散乱・吸収すること、また
雲の凝結核として作用することによって地球の気候に影響を与えています。
大気エーロゾルには様々な種類があり、工業・農業などの人間の活動や生物の活動によって発生する硫酸
塩、黒色炭素、有機炭素や、風によって舞上げられる土壌ダストや海塩粒子などがあります。
人間の活動に起因するエーロゾルは産業革命以後に増加していること、また気候が変化すると自然に発生す
るエーロゾルの量も変化することから、エーロゾルが気候に与える影響を気候モデルに取り入れることは、
地球温暖化予測においても重要な課題となります。
全球エーロゾルモデルでは、これらのエーロゾルの分布をシミュレートします。エーロゾルの発生過程から
大気中の輸送、化学反応、重力落下や降水による大気からの除去の過程まで、大気モデル(MRI CGCM3)に
よって計算される気象場と大気化学モデル(MRI CCM)によって計算される化学物質の濃度を元にして計算し
ます。計算されたエーロゾルの分布は大気モデルにフィードバックされ、大気放射や雲への影響の計算に用
いられます。
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Jan.2008
by Team GW of MRI
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