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大型気象風洞装置

 大気の成層状態が気流の特性に大きく影響することはよく知られていますが、この風洞装置はその影響を実験 的に検証するに作られたものです。
 この風洞装置には速度成層装置、温度成層装置が整備されています。これらの装置によって風速と気温の鉛直分布を人工的に作り出し、自然界の流れに類似し た大気境界層を形成させて実験を行うことができます。風洞内の成層状態の気流中には、地形模型等を設置して、その気流分布をトラバース装置につけた測定器 によって計測を行うことができます。
 測定部の大きさは、幅3m、高さ2m、長さ18mあり、風速の範囲は普通0.3m/s〜20m/sで、強風ノズル交換によって40m/sまでの風を出す ことができます。
 速度成層装置は、高さ2mの間を20等分して、各段毎に温度を調整できる構造になっています。また、測定部の床面パネル6枚の表面温度をそれぞれ独立し て決めることができます。