気象庁気象研究所 地震津波研究部
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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震関連

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震関連

気象研究所地震火山研究部では、「海溝沿い巨大地震の地震像の即時的把握に関する研究」,「沖合・沿岸津波観測等による津波の高精度予測に関する研究」及び「緊急地震速報高度化のための震度等の予測の信頼性向上技術の開発」等の一環として、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の調査・解析を行っています。気象研究所の東北地方太平洋沖地震関連のトピックスページはこちら

日本地球惑星科学連合2012年大会(平成24年5月20日~25日)

  • 2011年東北地方太平洋沖地震の強震動と地震動災害 ―趣旨説明にかえて―
    干場充之, 浅野公之 要旨
  • 福島第一原子力発電所の稠密地震計アレイで捉えた平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の破壊伝播
    青木重樹, 吉田康宏, 干場充之, 中原恒, 勝間田明男 要旨
  • (参考)日本地球惑星科学連合2012年大会

平成23年度 気象研究所 研究成果発表会(平成24年3月9日)

  • 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の地震像と巨大地震の早期規模推定に向けた取り組み
    吉田康宏
  • 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う津波と津波即時予測の研究
    対馬弘晃

(参考)平成23年度 気象研究所 研究成果発表会

第9回環境研究シンポジウム(平成23年11月8日)

EPS特集号 『First Results of the 2011 Off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake』

日本地震学会2011年秋季大会(平成23年10月12日~15日)

  • 近地津波予測アルゴリズム tFISH による 2011 年東北地方太平洋沖地震の津波予測
    対馬弘晃, 林豊, 平田賢治, 前田憲二, 日野亮太, 小林竜也, 太田雄策, 飯沼卓史, 馬場俊孝, 谷岡勇市郎, 酒井慎一, 篠原雅尚, 金沢敏彦
  • 茨城県北茨城市から千葉県旭市における 2011 年東北地方太平洋沖地震津波の現地調査結果
    林豊, 前田憲二, 対馬弘晃, 岡田正實, 木村一洋, 岩切一宏, 菅谷晴臣, 田中三樹男, 大嶋幸雄
  • 実時間モニタリングを用いた緊急地震速報の地震動予測手法の構築 --広域同時多発余震と震源域の拡がりへの対応--
    干場充之
  • 東北地方太平洋沖地震の最初の 30 秒 --Earthquake Early Warning のM推定における振幅とτ c --
    干場充之, 岩切一宏
  • 前震の経験則に基づく東北地方太平洋沖地震の予測可能性
    前田憲二, 弘瀬冬樹
  • 震度分布より推定する地震規模
    横田崇, 甲斐田康弘
  • (参考)日本地球惑星科学連合2011年大会

日本地球惑星科学連合2011年大会(平成23年5月22日~27日)

緊急地震速報

震源に近い観測点でP波を検知後、気象庁から緊急地震速報(警報)が発信されました。その後、大きな震度(震度5弱以上)が観測されるまでに15秒程度あります。また、関東地方が大きく揺れ始めるのは、さらにその後100秒程度後です。

JMA issued Earthquake Early Warning just after detecting P wave at one of the closest stations to the epicenter. It was 15s earlier than the strong ground motion (Seismic intensity 5 (JMA scale)). At Kanto district, the strong ground motion was observed more than 100s later than it.
(図をクリックすると動画を再生します)


緊急地震速報の発信状況と観測された震度(動画、23MB)
Earthquake Early Warning and Observed Seismic Intensity (Movie, 23MB)

※動画の再生速度は実時間の約2倍となっています。
※地震波形データは、気象庁の他、K-NET、KiK-net(防災科研)を使用。震度の実時間演算は功刀・他(2008, 地震2,60, 243-252)による。
* The reproduction speed of this animation is about double speed.
* Waveform data are from not only JMA, but also K-NET, KiK-net of NIED. Calculation of seismic intensity in real time manner is based on Kunugi et al.(2008, Zisin2, 60, 23-252).

(参考)平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震 本震の緊急地震速報発信内容の詳細

海底地震計による余震観測 [平成23年4月9日開始]

東北地方太平洋沖地震の全体像を解明するため、気象庁本庁及び気象研究所では海底地震計を設置し余震観測を実施しています。

この海底地震観測は、文部科学省の科学研究費補助金(特別研究促進費)による「2011年東北地方太平洋沖地震に関する総合調査」において大学等が3月中旬から実施している海底地震観測と連携し、全体の観測調査が効率的に行えるよう観測期間及び観測海域の分担・調整を図って実施するものです。

(参考)平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の震源断層調査のための海底地震計による余震観測について[平成23年4月8日 気象庁報道発表資料]

観測された津波から推定した津波波源域

推定された津波波源域

北海道から関東地方にかけての太平洋沿岸及び沖合にある津波観測点(計21点)で得られた津波の到達時刻から逆算して津波波源域を推定した結果、岩手県沖から茨城県沖の長さ約500km、幅約200kmの範囲に及ぶことが推定されました。

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の津波波源域(PDF形式:535KB)
研究者向けの詳細な資料は、こちら(PDF形式:966KB)

※津波波源域について
津波波源域とは、海底で地殻変動が生ずることによって直接的に海面が変動した範囲のことです。

(参考)「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の解析結果について [平成23年3月24日 気象研究所報道発表資料]

断層すべり分布の推定―近地強震波形を用いた震源過程解析―

東北地方と関東地方の太平洋側の観測点で得られた地震波形記録を用いて、震源過程解析を行い、この地震による断層面(プレート境界面)上でのすべり量の分布を求めました。

研究者向けの詳細な資料は、こちら(PDF形式:1.2MB)
(EPSに掲載されている計算結果に差し替えました(2012.10.15))
(最大すべり量の誤りを訂正しました(2013.03.08))

(参考)「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第28報)[平成23年3月24日 気象庁報道発表資料] 気象研究所による震源過程解析の結果が掲載されています。


last update : 2014-06-16
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