気象研究所 > 地震火山研究部 > 第二研究室 > 小林のページ > 長期的SSE(最終更新日:2016年06月06日)

南海トラフ沿いの長期的スロースリップ

画像 地図上の黒丸は深部低周波地震の震央分布。
グレーの領域・期間は、水準と潮位データで過去の長期的スロースリップを調査した期間。

(T)東海は、水藤・小沢(2009、地震2)のFig.16から、すべり2cm/yrの領域。
(KC)紀伊水道は、Kobayashi(2014, EPS)のすべり3cmの領域。
(S1)四国中部は、小林(2012、地震2)のFig. 10にある矩形領域。
(S2)四国西部は、すべり2cmの領域。小林(2010、地震2)のFig. 3から少しすべり量修正。
(B)豊後水道は、Hirose et al. (2010, Science)の矩形領域。
(H)日向灘は、Yarai and Ozawa (2013, JGR)のFig.10(n)のすべり4cmの領域。

東海

GPSによる観測
  • 2000〜2005年:Ozawa et al., 2002, Science, 298, 1009-1012.
  • 2013〜:国土地理院,2015,地震予知連絡会会報,93,175-226.
水準・潮位・傾斜計による観測
  • 1980〜1982年:小林・吉田,2004,測地学会誌, 50, 209-212.(潮位)
  • 1980〜1982年:名古屋大学,2004,地震予知連絡会会報, 72, 424-430.(水準・潮位)
  • 1988〜1990年:小林・吉田,2004,測地学会誌, 50, 209-212.(潮位)
  • 1988〜1989年:名古屋大学,2004,地震予知連絡会会報, 72, 424-430.(水準・潮位)
  • 1988〜1990年:Yamamoto et al., 2005, Earth Planets Space, 57, 917-923.(傾斜、地震活動)

紀伊半島

GPSによる観測
  • 2013年現在、長期的スロースリップは観測されていない。
水準・潮位による観測
  • 1972〜2009年に上下変位3pを超える非定常変位はない。:小林,2013,地震2,66, 15-25.

紀伊水道

GPSによる観測
  • 1996〜1997年:Kobayashi, 2014, EPS, 66:9.
  • 2001〜2004年:小林・矢来,2012,連合大会,SCG63-P11.(四国東部かもしれない)
  • 2014〜:気象研究所, 2016, 地震予知連絡会会報, 95,26-31.

四国中部

GPSによる観測
  • 2005〜2010年:気象研究所,2012,地震予知連絡会会報,88,31-34.
  • 2013年:小規模なスロースリップの可能性あり(2013年11月、2014年2月地震予知連資料)
水準・潮位による観測
  • 1978〜1980年:小林,2012,地震2,64,63-73.

四国西部

GPSによる観測
  • 2005年:小林,2010,地震2,63,97-100.

豊後水道

GPSによる観測
  • 1996〜1997年:Hirose et al., 1999, G.R.L., 26(21), 3237-3240.
  • 2003年:Ozawa et al., 2004, G.R.L., 31, L07609.
  • 2009〜2010年:Ozawa et al., 2013, Earth Planets Space, 65, 67-73.
  • 2014年(小規模):気象研究所,2015,地震予知連絡会会報,93,25-29.
  • 2015.12〜:国土地理院,2016,平成28年3月の地殻変動について(報道発表)
水準・潮位による観測
  • 1980年頃、1985〜1986年、1991年頃:Kobayashi and Yamamoto, 2011, J.G.R., 116, B04406.
  •   現在の解釈では1991年に発生と限定できず、1991〜1995年に発生と推定される。

日向灘

GPSによる観測
  • 2005年、2007年、2009年:Yarai and Ozawa, 2013, J.G.R., 118, doi:10.1002/jgrb.50161.