第一研究室

雲と降水の物理学

 空気中の水蒸気から雲ができ、その雲から雨や雪が降ることはよく知られています 。この現象を少し詳しくみると雲を構成する雲粒や氷晶は、それぞれ雲核、氷晶核 と呼ばれる特定のエーロゾル粒子を芯にしてできたものであり、これらの雲粒や氷 晶が落下中に衝突・併合して雨や雪になります。しかしこうした雲形成・降水発達の 仕組みはまだ分かっていないことが多く残っています。
 このような雲・降水の微物理学的研究は、降水予報・気候変動予測をはじめ、気象の 人工制御への道をひらくものとして重要です。
 現在、野外観測、室内実験、数値実験をもとに、雲・降水理論の組み立てを目標に研究を 行っています。



航空機による雪雲の観測

   
降水粒子ゾンデによる雲の観測          巻雲を構成する氷晶


戻る[物理気象研究部]