SIGMA (Snow Impurity and Glacial Microbe effects on abrupt warming in the Arctic)

科学研究費補助金(基盤研究(S))23221004
「積雪汚染及び雪氷微生物が北極域の環境変動に及ぼす影響」


SIGMAプロジェクト ホーム

北極圏における近年の急激な雪氷の融解を多くの気候モデルが再現できていません。その原因として、黒色炭素等光吸収性エアロゾルによる積雪汚染と雪氷微生物による雪氷面アルベド低下の効果が挙げられます。そこで本SIGMA (Snow Impurity and Glacial Microbe effects on the Arctic;積雪汚染及び雪氷微生物が北極域の環境変動に及ぼす影響)プロジェクトでは、(1)融解の進んでいるグリーンランドにおけるキャンペーン観測、(2)国内積雪域における連続観測から、積雪汚染と雪氷微生物効果を考慮した積雪変質・アルベド物理モデルを開発します。そして、(3)このモデルを組み込んだ気候モデルによって近年の雪氷融解の再現して将来予測を行うことにより、積雪汚染と雪氷微生物が雪氷の融解に与える定量的効果を明らかにします。同時に、(4)グリーンランドの氷床コア掘削から産業革命以降の雪氷中エアロゾル変動を明らかにすると共に、(5)衛星リモートセンシングにより積雪物理量、アルベド等の実態把握を行います。

本プロジェクトは2011年から2015年にかけて科学研究費補助金(基盤研究(S)、研究代表者:気象研究所 青木輝夫)により実施されます。

sigma_concept


--> 研究の概要

© Copyright 2013 by The 6th Research Laboratory,
Climate Research Department, Meteorological Research Institute.