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雲は太陽からの地球に到達する短波放射(日射)を反射するとともに宇宙へ逃げ出す長波放射を遮る効果を持っており、エーロゾルとともに放射収支を介して気候に大きな影響を及ぼすことが考えられます。一方、気候変動に伴う大気の状態の変化は雲の構造や発生状況にも当然反映されます。このように、雲やエーロゾルと気候の相互作用は、気候の形成と変動に関係する重要な物理課程と考えられるので、それらが放射に及ぼす効果や雲の変動の過程を正確に解明することが求められています。このため、気候研究部第三研究室では次のような研究を行っています。 1)航空機や地上観測によって、様々な種類の雲について雲物理特性とエーロゾル、雲の放射特性との関係を調べています。 2)衛星データの解析によって、広域の雲の分布や性状、放射効果等の変動特性の調査をすすめています。 3)エーロゾル、雲を含めた放射の数値モデルを用いて、エーロゾル、雲が放射収支に及ぼす効果を調べています。 |
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雲・大気総合計測システムを搭載したビーチクラフトB200機(写真左)と翼端に取り付けた雲粒センサーと温度センサー(写真右)
宮古島での地上放射観測システム |
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また、気候研究部第三研究室では次のプロジェクトに参加しています。 1)文部科学省科学技術振興調整費による日中共同研究「風送ダストの大気中への供給量評価と気候への影響に関する研究(ADEC; Aeolian Dust Experiment on Climate impact)」 2)科学技術振興事業団戦略的基礎研究「アジア域の広域大気汚染による大気粒子環境の変調について(APEX; Asian Atmospheric Particulate Environmental Change Experiment)」 |
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雲が地球温暖化に及ぼす影響解明に関する観測研究 気候研究部第三研究室は、文部科学省(旧科学技術庁)特定研究「雲が地球温暖化に及ぼす影響解明に関する観測研究(JACCS; Japanese Cloud-Climate Study)」(1991-1999年度)の事務局として活動していました。 |
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Last update: 31 July, 2003 |