(1) エルニーニョ予測システムの構築に関する研究

★研究の目的・目標

 季節予報及びエルニーニョ予測技術の改善を目指すことを目的とする。
 そのために統一全球大気海洋結合モデルとデータ同化システムで構成されるエルニーニョ予測システムを構築し、数値実験や各種同化実験を行い、季節予測可能性の評価を行う。熱帯太平洋を高精度化した全球海洋データ同化システムを開発し、結合モデルを用いた予測実験のための初期値を作成する。また予測実験の結果により、同化システムを改良し、初期値を作成する。

★研究計画

 統一全球大気海洋結合モデル(大気TL95+海洋1度)を開発し、モデルのバイアスを抑えるための改良を行う。結合モデルの長期積分からフラックス修正量を計算して予測実験システムを作り、これを用いて予測実験を行う。大気大循環モデルでアンサンブル予測実験を行い、季節予測可能性を調べる。
 熱帯太平洋での水温・塩分結合EOF計算を高精度化した3次元変分法による全球海洋データ同化システムを開発する。その同化システムを用いて1993年以降の同化実験を行う。同化結果から、上記予測実験のための初期値を作成する。予測実験の結果により、海洋の状態を解析して同化システムを改良し、初期値を再度作成し予測実験に使用する。







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