人口急増地域の持続的な流域水政策シナリオ(砂田CREST)

    〜モンスーン・アジア地域等における地球規模水循環変動への対応戦略〜

◆ 研究期間   平成15年〜平成20年(5年計画)
◆ 研究代表者  砂田 憲吾(山梨大学)



★研究目的

 急激な人口増加と開発に伴う深刻な水問題が顕在化しているモンスーン・アジア地域アジア途上国の水問題解決をめざす。そのために、湿潤地帯から乾燥地帯にわたるアジア地域を対象に異なる典型的な水問題を抱える8河川流域を選び、それぞれの流域での水問題の実態を構造的に把握・分析して、問題解決のための政策シナリオを提言する。また、統合的水資源管理を実現するためのアジア版統合的ツールボックスを提示する。



★研究概要

 モンスーン・アジア地域では、急激な人口増加と人口の都市集中、農業開発と工業発展に伴う深刻な水問題がすでに顕在化していますが、今世紀半ばにかけてさらに深刻さが増すと予想されています。アジア途上国の水問題解決への日本の貢献を念頭において、湿潤地帯から乾燥地帯にわたるアジア地域を対象に異なる典型的な水問題を抱える8河川流域を選び、それぞれの流域での水問題の実態を構造的に把握・分析して、問題解決のための政策シナリオを提言します。また、統合的水資源管理を実現するための人文科学的評価も含む総合的ツールボックスを提示します。



★研究項目

  A. 外力変動の評価
    (A-1) 人口変動に起因する変動外力の評価
   (A-2) 気候モデルによる気候変動外力の評価(担当=気象研究所)

  B. 水政策シナリオの作成
    (B-1) 洪水問題が主な河川流域での水政策シナリオの作成
    (B-2) 水不足問題が主な河川流域での水政策シナリオの作成
    (B-3) 水質問題が主な河川流域での水政策シナリオの作成

  C. アジア地域における水管理のためのツールボックスの開発
    (C-1) わが国河川流域の水政策の歴史的経緯およびその評価と対比
    (C-2) ツールボックスの開発と水管理の支援手法



気候研究部 第一研究室