最近の研究

大気エアロゾル粒子の性状とその変動過程

大気エアロゾルの移流・変質にかかる素過程(発生・輸送・変質・沈着過程)の高度化による予測スキームの改善に必要なパラメータの設定などのため、大気エアロゾル粒子の混合状態、生成過程、吸湿特性、ダスト沈着量などについて実験・観測により現象の解明を行い、予測技術の高度化に資することを目的とした研究を行っています。

大気を通じた人工放射性核種の陸圏・水圏への沈着およびその後の移行過程の解明研究

従前実施してきた人工放射性核種の精密観測によって得られた大気圏核実験による人工放射性核種の大気からの湿性沈着および乾性沈着に関する知見、風送ダストによる長距離輸送(再浮遊過程)の知見および海洋中での人工放射性核種が表層から海洋内部へ移行し、北太平洋内部での循環および他の海盆へと移行していく長期挙動についての知見を活用し、これまで実態把握が困難で解明が遅れている局地的な人工放射性核種の陸圏・水圏への沈着過程ならびに、沈着後の陸圏・水圏での長期にわたる移行過程の実態を解明する。

≪関連項目≫

  • 過去の研究成果(旧地球化学研究部、現海洋・地球化学研究部、現環境・応用気象研究部
    における放射能調査研究課題の成果まとめ):「環境における人工放射能の研究 」